イラストレーター相模金吾のイラストギャラリー月とネコとUFOのイラスト

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月とネコとUFOのイラスト

アレは友人と酒を飲んで一人で帰る時の出来事だ。
終電もなくウチまで2km歩く途中で不思議なモノを見た。星空が綺麗で、風も心地よく、酔っていたので上機嫌で鼻歌を歌っていると、前方に奇妙な動きをする大きな生き物が居ることに気が付いた。少し離れていたので解りにくいが三体寄り添うように歩いているようだ。
何故か心惹かれ歩調を早めて距離を詰め、よく見てみるとそれぞれが人間であることが解った。三人はそれぞれ体重100kgを越えるような巨体を揺らしながら小股でチョコチョコと歩いている。異様なのはその服装で、一人は女性用の下着姿ガーターベルト&編みタイツセット、一人はミニセーラー服(パンツ丸見え)ルーズソックスセット、最後の一人は 買い物袋(白ビニール袋)を履いていた。
見たところセーラー服の奴以外は男のようだ。
俺はこの危険な香りがする三人組を好奇の目で暫く観察することにした。と言うのも帰る方向が一緒だったのだ。寄り添うように小股歩きをしているところを見ると本人達は相当恥ずかしいのだろう。何かの罰ゲームか?等と思いを巡らせていると、買い物袋の奴が俺に気が付いた。
すぐに白いビニールから透けて見える汚い尻を隠すと、残り二人もそれぞれパンツからはみ出た肉を隠す。
その様が無茶苦茶面白いのだが、声を出して笑うのを堪えた。そうする内に急に走り出したので、面白くなって追いかけてみる。酔っ払っているものの、おデブちゃんとのかけっこに負けるわけもなく一定の距離を保って後を付けてみたが、無茶な信号無視までして逃げるので、無理に追いかけるのを止めた。
三人はそのまま走って逃げていき、完全に引き離されたので、信号が青になっても歩いて行くことにした。しかし、暫く行った所で三人がお巡りさんに職務質問されているのが見えた。その横を満面の笑みで通り過ぎる俺。うつむくおデブちゃん、セーラー服は一応服を着ているので怒られてないのだろう、俺の笑顔に中指を立てて答えた。

手描き風月ネコイラスト


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